条件判断 ifと、繰り返し whileとtimes、メソッドの作成
☆条件判断 if〜then〜end
ある一定の条件の元にプログラムを実行したいときに使用する。
記述方法
if 条件 # 実行するプログラム(true) else # 実行するプログラム(false) end
elseとは、上記の条件に当てはまらなかった場合ということ。
条件に当てはまる(true)とき実行するプログラム(true)を実行し、当てはまらない(false)とき実行するプログラム(false)を実行します。
volume = 6000 if volume == 6000 print "正解!" else print "やり直し" end
⇒
正解!
=は代入の時に使用するため、数値比較や文字列比較では、==と表記する。
☆繰り返し whileとtimes
同じようなコードを何度も繰り返し行いたい時に使用します。
1.while
繰り返しを行う基本的な構文です。
記述方法
while 条件 do # 繰り返すプログラム end
ちなみに、doは省略可です。
例
i = 1 while i <= 10 print (i,"\n") i = i+1 end
⇒
1
2
・
・
・
10
iを記述し、次にiに1を足した値を代入します。
その繰り返しです。
2.times
回数指定で繰り返したいときに使用いたします。
記述方法
繰り返す回数.times{
# 繰り返すプログラム
}
または、
繰り返す回数.times do # 繰り返すプログラム end
上でwhileメソッドを利用して行った処理をtimesメソッドで行ってみます。
i = 1 10.times{ print (i,"\n") i = i+1 }
☆メソッドの作成
Rubyでは、自分でメソッドを作成することができます。
何度も同じ処理を複数回繰り返すときに役立ちます。
メソッド作成の記述方法
def メソッド名(引数1,引数2,・・・) # メソッドの処理 end
例
def greetings(name) print "いつも大変お世話になっております。\n" print "私、",name",と申します。\n" print "今後ともよろしくお願いいたします。\n" print "\n" end
メソッドを作成する場所は、2通りあります。
1.プログラム内
2.外部ファイル
この場合、作成したメソッドを利用したいプログラムファイルと同じフォルダ(ディレクトリ)にファイルを作成する必要があります。
また、こういったほかのプログラムで使用するためのライブラリと呼びます。
☆作成したファイルの使用方法
メソッドを作成したには良いが、利用できないと意味ないですよね。
そこで、作成メソッドの使用方法の登場です。
1.プログラム内に作成した場合
記述方法
greetings("鈴木") greetings("佐藤") greetings("田中") greetings("高橋")
以上です。
実に簡単。
ちなみに引数は、defで指定したときの順番です。
2.ライブラリの場合
記述方法
require"Greetings.rb" greetings "鈴木" greetings "佐藤" greetings "田中" greetings "高橋"
requireのあとの""の中に、ライブラリのファイル名を記述します。
この際.rbは省略可能です。
1、2共に結果は
いつも大変お世話になっております。
私、鈴木と申します。
今後ともよろしくお願いいたします。
いつも大変お世話になっております。
私、佐藤と申します。
今後ともよろしくお願いいたします。
いつも大変お世話になっております。
私、田中と申します。
今後ともよろしくお願いいたします。
いつも大変お世話になっております。
私、高橋と申します。
今後ともよろしくお願いいたします。
です。
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お読み頂きありがとうございました。